あの深い夜の闇,そんなところへおとなしく,入って行ったりしちゃダメだ
もう若くなくたって,一日が人生が終わりそうなら,烈火のごとく怒り狂って,ギャアギャアそこで喚くんだ;
太陽の光が薄れて消えていっても,死にものぐるいで抵抗しなきゃ
ちゃんとした大人なら,人生の終わりには死ぬのも自然とわかっているし 自分が何を言ったって,世間があっと驚くような影響なんかありゃしないって,そのことだってわかってるけど
あの深い夜の闇,そんなところへおとなしく入って行ったりしちゃダメだ
そこらにいる善人も,人生の最後の波が来る時に 別に大したことじゃなくても今まで「何か」をやってれば,緑溢れる入り江のとこで今頃は・・って考えて,泣きながら
太陽の光が薄れて消えていっても,死にものぐるいで抵抗すんだ
自由気ままに生きてるヤツも,太陽が空に浮かんでいるうちは,*それを満喫してるから 太陽が思い通りにならないことに気づいた時は,もうとっくに手後れだけど,でも最後まで悔やんでる
あの深い夜の闇,そんなところへおとなしく入って行ったりしちゃダメだ
クソ真面目な人間は,死がそこまで近づくと,物事がやたらにはっきり見えて来る たとえ光は失くしていても,流れ星と同じでその目は明るく輝いていて
太陽の光が薄れて消えていっても,死にものぐるいで抵抗すんだ
だから親父,アンタもそうだ,これ以上ないってくらいすごく悲しい状態だって 派手に涙を流しつつ **,わけもなく俺に当たって逆に安心させてくれ,頼むから
あの深い夜の闇,そんなところへおとなしく入って行ったりしちゃダメだ 太陽の光が薄れて消えていっても,死にものぐるいで抵抗しなきゃ